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では、今日は皆さんに

「領収書がないと経費にならないのか?、その立証責任は?」

を解説します。


いよいよ確定申告の時期となりますが、

これが終われば、春の税務調査の季節です。


早い会社では既に4月以降の税務調査の事前連絡が来ています。


そこで、今回は

〇 簿外経費は損金にならないのか?

〇 その立証責任は国税?、納税者?

について解説をします。


破棄したなどの意図はないものの、

領収書がないということがあります。


この場合、税務調査官から「経費になりません」と

指摘を受けることがあるのですが、

この場合、どのように対処すればいいのでしょうか?


結論から言うと、

「領収書の保存は経費として認めてもらうための要件ではない」

ということです。


実際、「週刊税務通信」(3452号)に掲載されている

「国税庁の29年度税制改正意見」の中で下記とされています。


〇 必要経費の算入要件の見直し


〇 改正意見

  必要経費について、

  領収書等の原始記録及び帳簿等の資料の保存を要件とする。


〇 理由

  原始記録等の保存は、必要経費の算入要件とはされていないが、

  原始記録等に基づく申告は納税者の責務である。(以下、略)


これは「所得税法関係」として記載されていますが、

法人税も同じ考え方となります。


そして、この税制改正に関する意見は現時点においても

実現していません。


だから、領収書の保存が無いからといって、

即座に経費として認めてもらえない件ではないのです。


これに関して間違った指摘がされるケースもあるので、

注意が必要です。


ただし、経費が存在することの立証責任は納税者にありますので、

支払先に領収書の再発行を依頼したりする必要があります。


特に、帳簿に載せていなかった簿外経費を

追加で認めてもらう場合も納税者に立証責任があります。


たとえば、「赤字になるため、帳簿には載せていませんが、

これも経費なのです」と主張する場合です。


参考となる判決を2つ記載します。


〇 千葉地裁(平成10年3月25日判決)

納税者が「簿外の仕入れ等が存在する」と主張するならば、

信ぴょう性のある資料によって損金の存在を立証する必要がある。


(原文)

そうすると、青色申告の承認を受けた納税者について

簿外の売上が発見された場合、帳簿書類の記載以上に

信憑力のある資料によって捕捉し得た仕入れ等の損金の立証を

もって損金についての課税庁側の立証(これ以上に損金は存在

しないとの立証)は尽されたものというべく、

納税者においてそれ以上になお簿外の仕入れ等が存在すると

主張するならば、自ら記録した帳簿書類の記載以上に

信憑力のある資料によって当該損金の存在を立証する必要がある

というべきである。

〇 さいたま地裁(平成19年3月14日判決)


・ 国税は損金の存否に関連する事実に直接関与していない。


・ 納税者はより証拠に近い立場にある。


・ 一般に、不存在の立証は困難である。


・ 納税者がその支出と業務との関連性を合理的に立証しない限り、

  否認されても仕方がない。


(原文) 原告:納税者、被告:国税

所得を構成する損金の額については、本来、被告に主張、立証責任があるが、

被告は、損金の存否に関連する事実に直接関与していないのに対し、

原告はより証拠に近い立場にあり、一般に、不存在の立証は困難である

ことなどに鑑みると、更正時に存在し、又は提出された資料等を基に、

当該支出を損金の額に算入することができないと判断される場合には、

原告において、上記推認を破る程度の具体的な反証、すなわち、

当該支出と業務との関連性を合理的に推認させるに足りる

具体的な立証を行わない限り、当該支出の損金への算入を否定されても

やむを得ない。


なお、「消費税」に関しては領収書の保存は「要件」ですので、

これが無い場合には「消費税の控除はできません」というのは

「法的には」正しい主張です。


ただし、実際の税務調査の現場で即座に否認されることは

少ないと思いますが・・・。


いずれにせよ、日頃から領収書などの整理、保存を

適正に行なっておくことが大切ではありますが、

どうしても紛失などのヒューマンエラーは起こります。


もし、これに関して税務調査で指摘がされたとしても、

このメルマガの内容を根拠にして適正に反論してください。


春と秋の税務調査が活発に行われる時期には

私のところに税務調査に関するご相談が多く寄せられます。


ただし、「税務調査官の指摘がそもそも間違っている」

ということも少なくありません。


しかるべき根拠を提示した「瞬間」に

税務調査官が何も言わなくなることもあります。


もし、皆さんが税務調査での反論に困る状況になったならば、

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■編集後記

寒いですね・・・。


本当に寒いですね・・・(笑)。


この寒い季節のうちに(花粉が飛ぶ前に)

レーザーをやりたいと思っていたのですが、

予定が埋まっており、なかなか行けていません・・・。


どこかで時間を作って行かないと、

またあの苦しみに襲われます・・・。


カルピスが出したL-92乳酸菌というサプリも飲み始めましたが、

まだまだ効果はでないでしょうから・・・。


もう25年ほど花粉症と向き合ってきましたが、

やはり、この季節は大変です。


全身麻酔での花粉症が完治する手術もあるのですが、

花粉症で全身麻酔は・・・ということでやっていません。

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