※本ブログ記事は2015年3月2日に配信したメルマガを掲載したものです。



皆さん、おはようございます!朝4時起きの税理士見田村です。

私は1人でも多くの方に【本当の情報】を届けたいという趣旨から、

このメルマガを無料で配信しています。

是非、皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/


また、皆さんが顧問税理士をお探しの場合、

単発の税務相談をされたい場合は

下記よりお問い合わせください。

見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。

電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


さて、今日の1分セミナーは「生前贈与の考え方」を解説します。


平成27年1月1日以降の贈与については、

○ 贈与をする人(贈与者):直系尊属(祖父母、父母など)

○ 贈与を受ける人(受贈者):贈与を受けた年の1月1日現在で20歳

  以上の直系卑属(子、孫など)

という場合、税率が下記のように改正されています。


○ 贈与額 310万円以下 

・ 税率 10%

・ 控除額 0円


○ 贈与額 510万円以下

・ 税率 15%

・ 控除額 10万円


○ 贈与額 710万円以下 

・ 税率 20%

・ 控除額 30万円


○ 贈与額 1,110万円以下

・ 税率 30%

・ 控除額 90万円


○ 贈与額 1,610万円以下

・ 税率 40%

・ 控除額 190万円


○ 贈与額 3,110万円以下

・ 税率 45%

・ 控除額 265万円


○ 贈与額 4,610万円以下

・ 税率 50%

・ 控除額 415万円


○ 贈与額 4,610万円超

・ 税率 55%

・ 控除額 640万円


そして、この税率が変わるラインで贈与税額を計算すると、

下記となります。


○ 310万円の贈与:贈与税20万円(6.4%)

→ (310万円ー110万円)×10%(税率)=20万円

→  20万円÷310万円=6.4%(実質的な税率)

→ 以下、計算方法は同じ

→ 「かける税率」と「実質的な税率」は違う
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

○ 510万円の贈与:贈与税50万円(9.8%)

○ 710万円の贈与:贈与税額90万円(12.6%)

○ 1,110万円の贈与:贈与税額210万円(18.9%)

○ 1,610万円の贈与:贈与税額410万円(25.4%)

○ 3,110万円の贈与:贈与税額1,085万円(34.8%)

これ以上の高額贈与は今回のメルマガに関係しないので、割愛します。


では、相続が起きた時、贈与をしないならば、相続税の「実質的な税率」は

何%なのか?


これを試算し、「相続税の実質的な税率」と「贈与税の実質的な税率」を

比べ、「いくらの贈与」を「誰に」という計画を組むべきなのです。


具体的に計算してみましょう。


話を単純化するために、配偶者が既に他界した後の下記条件の二次相続を

前提とします。


○ 遺産総額 5億円(債務は0円)

○ 相続人 子2人

○ 相続税額の計算

・ 5億円-4,200万円(基礎控除額、注1)=4億5,800万円

(注1)3,000万円+600万円×2人=4,200万円

・ 4億5,800万円×1/2(法定相続分)=2億2,900万円

・ 2億2,900万円×45%(注2)-2,700万円(注3)

  =7,605万円

(注2)相続税の税率

(注3)控除額 

・ 7,605万円×2人=1億5,210万円(相続税額)

・ 1億5,210万円÷5億円=30.42%(実質的な税率)


この前提の場合、

○ かける税率:45%

○ 実質的な税率:約30%

となっています。


贈与税同様、「かける税率」と「実質的な税率」は違うのです。


色々なセミナーでは「実質的な税率」が無視され、「かける税率」が強調

され、必要以上に不安を煽っているものも【多く】あります。


だから、「かける税率」で説明しているセミナーを聞いたなら、

「ああ、この講師は分かっていないな・・・」と思った方がいいです。


結果として、

○ 贈与税の「実質的な税率」

○ 相続税の「実質的な税率」

を比べ、「贈与税の実質的な税率 < 相続税の実質的な税率」という

範囲で贈与をしていくことが大切なのです。


例えば、上記例でいえば、相続税の「実質的な税率」は「約30%」なので、

これ以下であれば、贈与で移転させていく意味がある訳です。


たとえば、1,610万円の贈与であれば、贈与税額410万円で

実質的な税率は「25.4%」ですので、かなり高額な贈与ですが、

意味が出てくる訳です。


ちなみに、2,110万円の贈与の場合、贈与税額は635万円となり、

贈与税の「実質的な税率」は「約30%」となるので、ほぼバランスします。


ということは、このあたりの金額が分岐点ということになります。


当然、生きていく間に相続財産は増減しますので、現状の財産から

相続税額を試算し、いくらならメリットがあるかを計算すべきでしょう。


もちろん、節税だけを考えればいいというものでもなく、どこまでやるかは

人間関係や生活の状況により変わるので、一概には言えません。


ただし、税率の「本当の意味」を理解した上で、どこまでやるかを検討

すべきなのです。


ここがきちんと提案されないままに、贈与だけが先行している結果、

「もっと贈与した方がいいのに、贈与額を抑えている」

というケースが【多々】あります。


ギリギリまでやればいいというものでもありませんが、上記の考え方を

覚えておいてください。


なお、今回は分かりやすいように二次相続だけで考えましたが、原則として、

相続は一次相続、二次相続の2回あります。


結果、

○ いくらの相続税と贈与税を払って(何税かを問わず)、

○ いくらの財産が親から子に移転したのか?

を考えるべきなのです。


また、一次相続において、配偶者が相続した財産に関する相続税は軽減

されますが、これもどう使うかはケースバイケースなので、一概には

言えません。


この制度をどう使うかによっても、支払う税金(相続税、贈与税)の

合計額は変わってくるので、この使い方も重要なのです。



〇 顧問税理士をお探しの場合

〇 単発の税務相談をされたい場合

は下記よりお問い合わせください。


見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。


電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


----------------------------------------------------------------------
◆◆◆本メルマガをご紹介ください。◆◆◆

1人でも多くの方に【正しい情報】をお届けしたいと思っています。

皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、

無断使用、無断転載を禁じます。

これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
メルマガの内容に関する「メールを介したご質問、回答」は

誤解が生じる可能性があるため、お断りしております。

有料相談、セミナーの休憩時間、懇親会などをご利用ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの内容は配信日時点の税制、情報等に基づいており、

その後の税制改正などにより、取扱いが変わることがありますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「生保営業支援塾」会員募集中

http://www.seiho-juku.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「提案型税理士塾」会員募集中

http://www.teian-juku.com/

※お試し受講は下記から。
http://www.teian-juku.com/otameshi/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「税務相互相談会」

日本全国で800名以上の税理士が登録しているメーリングリスト。

http://www.sougo-soudan.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「中小企業の社長が知っておくべき税務のポイント」

http://www.zeimu-news.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
発行者:株式会社日本中央研修会代表取締役見田村元宣

協力:日本中央税理士法人代表税理士見田村元宣

◆電話:03-3539-3047

◆当社のDVDなどの商品一覧(税務、労務、医療、その他)
http://www.success-idea.com/

◆採用情報(日本中央税理士法人)
https://www.j-central.jp/recruit/
----------------------------------------------------------------------


●恵まれない方のために

皆さんが1クリックすると
協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。

今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。

私も毎日、ワンクリックしています。http://www.dff.jp/


●本メールマガジンは専門的な内容を分かりやすくするため、

敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。

当社にご相談の無い状況でこの情報を利用されて生じたいかなる損害に

ついても、当社は賠償責任を負いません。


■編集後記(見田村)


今、京都に来ています(日曜日)。


今日は顧問先のご子息の結婚式&披露宴にお招き頂いたので、

京都までやってきました。


こういう機会は2回目ですが、「そこまでご信頼頂けているのか!」と

感じますので、嬉しいですね。


体は1つですが、より多くのお客様のお役に立てるよう、頑張っていこうと

改めて、気を引き締めました。

本記事の著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、無断使用、無断転載を禁止します。これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、ご注意ください。複数の著作権侵害を受けた経験があるので、ご留意ください。

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名:

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名: