※本ブログ記事は2015年5月18日に配信したメルマガを掲載したものです。



皆さん、おはようございます!朝4時起きの税理士見田村です。

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では、1分セミナーにいきましょう。

今回は「貸付金の評価額はいくらなのか?」をお伝えします。


相続があった場合、被相続人の財産の中に「貸付金」があることも

あります。


この場合、回収できる可能性はほぼ無いにも関わらず、「相続財産として、

申告書に載せなければなりません」と言われることがあります。


しかし、回収できないということは「価値が無い財産」です。


それにも関わらず、この財産に対する相続税を払わなければならない

のでしょうか?


また、相続税を計算する際の財産評価に使用する通達には

「その回収が不可能、または、著しく困難であると見込まれるとき」

場合は、貸付金を財産に計上しなくてもOKと書かれています。


では、この「不可能、または、著しく困難であると見込まれる」とは、

どのような状況を指すのでしょうか?


これに関し、争った裁決があります(平成24年9月13日)。


まず、この事例を時系列に並べてみます。


○ 平成10年3月から平成15年8月までの間に、複数回に渡り、

  被相続人は債務者A(個人)にお金を貸した

○ 平成15年9月:残債務に関する公正証書を作成

○ 平成17年2月:被相続人からAに催告書の送付

○ 平成17年2月:Aから被相続人に催告書に対する回答をした

○ 平成19年10月×日:相続開始


そして、Aの財産などは下記の状況でした。


○ 平成18年~20年の市民税は納付されていない

○ 不動産を所有していたが、平成18年11月に担保設定され、

  その後、第三者に所有権が移転

○ 借入金の返済が可能と認められる程度の預金の残高は確認できない


この状況の下、国税不服審判所は下記と判断しました。


○ 「その回収が不可能、または、著しく困難であると見込まれるとき」は

  以下の場合が該当

・ 債務者が個人の場合、債務者の債務超過の状態が著しく、その者の

  信用、才能等を活用しても、返済するための資金を調達することが

  できない

・ 近い将来においても調達することができる見込みがない


○ Aの財産状況の中で、1億円程度の借金があったということは、

  著しい債務超過の状態にあったと判断するのが妥当


○ 催告書を受け取った平成17年2月以降、Aは被相続人に対し、

  借入金の一部でも返済した事実は無い


○ 被相続人もAに対して強制執行等の貸付金の返済を受けるための

  何らかの手続きを採った事実が無い


○ Aに弁済能力がないことを被相続人も認識していたと思われる


○ Aの具体的な資力、返済能力が認められる証拠は無い


○ 相続開始日において、Aは著しい債務超過の状態にあり、借金を返済

  するための資金を調達することができないだけでなく、近い将来に

  おいても調達することができる見込みがない


○ 被相続人のAに対する貸付金は「回収が不可能、または、著しく困難

  であると見込まれるとき」に該当する(申告書に計上しなくてもOK)


いかがでしょうか?


債務者がここまでの状況であるならば、当然に返済を受けることは

できないことは「常識」です。


しかし、この状況ですら、国税不服審判所で争ったということは、

税務調査で否認され、異議申立ても認められず、国税不服審判所で

やっと認められたということです。


そういう意味では納得できない課税処分に至った場合は、「最低でも」

国税不服審判所までは争う必要があるでしょう。 


もちろん、これは全ての税目について同じことが言えます。


今日は相続税をテーマにメルマガを書きましたが、今は春の税務調査の

真っ只中で、納得できない指摘を受けているケースもあるでしょう。


もし、皆さんがそういう状況に陥ったならば、まずは、税務調査官に

「具体的な【法令上の】根拠」を聞いてみてください。


これが本当に適正ならば、修正申告を出さなくても、更正※ができる

はずです。


※ 税務署側が所得金額、税額を決める手続きのこと


しかし、根拠が弱い(または、無い)場合は、税務署と国税局の決済が

取れないため、更正をすることはできません。


しかし、根拠が弱い(または、無い)場合でも修正申告書を提出している

ケースも「よく」見かけます。


その多くは「顧問税理士の間違った指導」によるものですが、

皆さんはそうならないように、気を付けてください。


皆さんの会社のお金は皆さん、役員、従業員の方が稼いだ

貴重なお金です。


それを間違った納税に充ててはいけません。


皆さんの会社は皆さん自身が最終的に守らなければならないのです。



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■編集後記(見田村)


先週は日本全国を回り、4か所でセミナーで、今週は東京と大阪で

4回のセミナーです。


さすがに、少し疲れている感じはしますが、ラストスパートで頑張ります。


といっても、来週は北関東に出張で、再来週は3か所でセミナーという

状況ですが(笑)。


どこがラストか分かりません(笑)。

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