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講師は私が務め、手前味噌にはなりますが、

かなりいい出来の内容と自負しています。


なお、ご参加者のアンケート評点は「4.68」で、

具体的内容は下記のとおりです。


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では、今日は

「相続人(子供)の名義預金が認められた事例」を解説します。


相続税の申告がされた場合、

妻、子供、孫などの親族名義の預金などは国税の照会がかかり、

その額が多額であると問題になることが「非常によく」あります。


もちろん、専業主婦の妻、幼い孫などの預金などが多額であっても、

「適正に」贈与が成り立っていれば問題ないのですが、

そこは税務のプロではない一般の方がやることです。


「法的に」贈与が成り立っていない、

または、微妙というケースが多いことも事実です。


これを国税はわかっているので、

親族名義の預金などは徹底的に調べる訳です。


平成11年3月29日の裁決も

相続人(子供Y、Z)名義の預金が問題になった事例です。


では、この事例の前提条件です。


〇 Y名義、Z名義の預金の預入額(被相続人が預け入れた)

・ 昭和63年12月13日:200万円

・ 平成2年5月7日:200万円

・ 平成4年7月9日:200万円

・ 平成5年4月13日:200万円

・ 平成5年4月13日:20万円

・ 平成5年4月13日:20万円

・ 平成6年5月9日:200万円

・ 合計額:Y名義、Z名義ともに1,040万円


〇 「被相続人が」贈与税の申告、納税はしてくれていた。

→ Y、Zはこの事実は知っていた。


〇 平成4年の秋頃:YとZは被相続人から通帳と印鑑を渡されたが、

  預入額を確認しないままに、

  被相続人に持ってもらった方がいいと考え、戻した。


〇 平成6年11月:被相続人の入院先の病院で、預金通帳を受領

→ ただし、印鑑は受け取らず。

→ 相続開始後、被相続人の妻(Y、Zの母)から印鑑を受け取った。


〇 平成7年4月3日:相続開始


この状況の下、国税不服審判所は下記の事実関係から、

「被相続人からY、Zに対する贈与がなかったとまではいえない。」と

判断しました


〇 被相続人はY、Zに預金の預入資金を贈与する意思があったと推認される。


〇 預入資金にほぼ見合う贈与税の申告と納税がされている。


〇 Y、Zは毎年の預入、贈与税の申告について承知していた。


〇 Y、Zは被相続人に預金の通帳と印鑑の管理を委任したと

  受け取られなくもない。


〇 Y、Zは相続開始日前に被相続人から預金の通帳を受領したと推認される。


ただし、この事例はギリギリというか、

かなり微妙な事例であることも事実です。


実際、国税OB税理士の峰岡睦久先生※は

著書「判例・裁決例にみる 名義財産の帰属判定」の中で、

下記と書かれています(一部改訂)。

※ 東京国税局課税第一部訟務官室主任訟務官などを歴任


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裁決は、極めて歯切れの悪い印象を受けます。


それは(中略)推認・推測による事実認定を

行っているところにあります。


課税庁及び納税者の双方ともに証拠が

不足していたのではないかと思われます。


本事例において、

被相続人がY、Zの名義で贈与税の申告をしていなかったとすれば、

結論は大きく変わったのではないかと思われます。
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こう書くと、皆さんは

「では、贈与税の申告をしておけばいい訳ね。」

と思われるかもしれません。


しかし、そうではありません。


贈与税の申告をしておくことはもちろんですが、

当然、周辺の状況を整えておくことも非常に重要です。


なぜならば、贈与税の申告がされていたとしても、

「贈与という行為は無かった」

と判断されることがあるからです。


実際、国税不服審判所の裁決(平成19年6月26日)は

贈与税申告書控の写し(税務署の収受印もある)があり、

贈与税の申告&納税があったことは推認されるという前提で、

贈与という行為そのものが取り消された事例です。


なぜ、こういうことが起き得るかというと、

たとえば、下記の極端な事例も成り立つからです。


〇 父親が子供に贈与した事実は全くない。

〇 子供が贈与税の申告、納税をした。

〇 贈与税の申告がされているからといって、

  子供が贈与を受けた事実は全くない。


いかがでしょうか?


相続税の税務調査において、

親族名義の多額の預金などは確実に問題になります。


しかし、額が相当額になってしまった後では「後の祭り」です。


贈与が「適正に」成り立っていない前提での

相当額の親族名義の預金などは被相続人の相続財産と

認定される可能性が高いでしょう。


そうならないように、過去に何度も書いてきたとおり、

「適正な方法※」により、贈与をすることが大切なのです。


※ 贈与契約書の作成、口座から口座に振込んで履歴を残す、

  贈与された財産の管理「一切」は受贈者が行うなど 


皆さんが相続税対策として、贈与を活用されるなら、

「非の打ちどころの無い贈与」を行ってくださいね。


そうしないと、何十年もかけて行った贈与が

「1円の効果も生まない」ことにもなってしまうのですから・・・。


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■編集後記

日本各地を回っている中で、美味しい店に行くことがありますので、

本欄で定期的にご紹介したいと思います。


私の出身地である愛知県に関していえば、

味噌カツは名古屋市の栄にある「叶(かのう)」さんが

一番好きですね。


路地裏の名店で、TV取材も多く受けている店です。


ここの特徴といえば、何と言っても、半熟玉子です!


味噌カツとともに食べる半熟玉子は最高ですね!


皆さんがお近くにいらっしゃることがあれば、

是非、お立ちよりくださいね。

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