カテゴリ「相続税」の記事一覧

見つからない現金は相続財産になる?、ならない?

相続税に関するご相談をお受けしていると、こんなご質問が出ることがあります。〇お父さんにはタンス預金があります。〇タンス預金はお父さんが使ったことにしてしまえば、申告しなくてもいいですか?〇税務署に見つからなければ、問題ないですよね?当然、これはやってはいけない行為なのですが、「現金や金の延べ棒は見つからなければ大丈夫」と思っている方が多いことも事実です。

生命保険契約に関する権利と遺産分割の関係

これは大阪国税局の資産課税課が発表している「資産課税関係 誤りやすい事例(相続税関係)」という内部文書にも記載されている事例です。これは税理士試験で相続税法を受験すれば、100%習得するレベルの知識でもあるので、「こんなのが誤りやすい事例なのかな?」と個人的には疑問に思いますが、そうなのでしょう。

不動産、借入金による相続税対策につき、納税者敗訴!

借入金により賃貸不動産を購入することで、相続税の節税効果を生むことができます。しかし、これが否認された事例を2019年9月5日のメルマガで解説しました。東京地裁判決(令和元年8月27日)です。これにつき、納税者が控訴しており、東京高裁で令和2年6月24日に判断されたのです。

事業承継に伴う経営者保証の解除(中小企業成長促進法)

団塊の世代の社長が事業承継のタイミングを迎えていますが、多くの中小企業の事業承継の足かせになっているのが、金融機関からの借入れに関する代表者保証です。これを解決するべく、「中小企業庁長官 令和2年 年頭所感」では次のように述べられていました。

相続人が認識していた相続財産の申告もれは重加算税か?

令和2年6月17日に国税不服審判所から令和元年10~12月分の裁決事例が公開されました。この中に興味深い裁決(令和元年11月19日)があるので、ご紹介します。概要はタイトルに書いたとおり、〇相続人が被相続人の財産として認識していた財産があった〇これを相続財産として、税理士に伝えなかった〇税務調査があり、重加算税が課されたという事例です。

貸付金の評価額はいくらなのか?

相続があった場合、被相続人の財産の中に「貸付金」があることもあります。この場合、回収できる可能性はほぼ無いにも関わらず、「相続財産として、申告書に載せなければなりません」と言われることがあります。しかし、回収できないということは「価値が無い財産」です。それにも関わらず、この財産に対する相続税を払わなければならないのでしょうか?

債権者から相続財産を守れる方法、守れない方法

先祖から引き継いだ財産は誰もが守りたいものです。しかし、皆さんが相続人の立場であり、〇 現在、個人的に一定額の債務を抱えている〇 同族会社などの連帯保証人になっており、その連帯保証債務が現実のものになるかもしれないという状況ならば、今日の内容は必ず覚えておいてください。