※ 本ブログ記事は過去(2017年4月20日)に配信したメルマガを掲載したものです。


皆さん、おはようございます!朝4時起きの税理士見田村です。

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会員の方は是非、お越しくださいね。


また、ご同僚の方をお連れ頂ければと思います。


会員様ご自身にお時間が無ければ、

「〇〇の紹介で来ました」と言って頂ければ大丈夫です。


会員様の名簿はブースで用意していますので、

会員様の紹介かどうかは分かるようにしてありますので。


是非、お越し頂ければと思います。


では、今日の1分セミナーでは

「現金売上の計上もれと重加算税」を解説します。


春は税務調査が活発に行なわれる時期でもありますが、

その中で「現金売上の計上もれ」が問題になることがあります。


「重加算税を課す」とも指摘されることも多いでしょう。


例えば、下記のような状況だったとしましょう。


○ 入金帳等の売上を記録する明細はあり、売上として認識はされている。

→ 特に、現場での現金売上が漏れやすいです。

→ イベントを行った場合などの現金売上も漏れやすいです。


○ この売上が総勘定元帳には記録されていない。

→ 結果として、売上計上もれになっている。


このような場合、税務調査官は「売上除外なので、重加算税」と

と言ってくる可能性が高いでしょう。


しかし、このような場合は重加算税の回避ができるのです。


国税不服審判所の裁決(平成17年1月11日)をみてみましょう。


<前提条件>

〇 窓口でもらった現金は社員が入金帳に記載(金額は50万円)

〇 処理ミスにより、この売上を総勘定元帳に記載することを忘れた

〇 現時点で50万円は【行方不明】

→ 納税者は「使ってしまったかもしれない」と調査官に回答

〇 税務署は重加算税を課した


この前提の中、国税不服審判所は

〇 売上計上もれは事務処理のミスである

〇 納税者が【積極的に】売上を除外したと認定できる事実もない

〇 隠ぺい、仮装ではないので、重加算税ではない

とし、納税者の主張を認めたのです。


今までも何度もお伝えしていますが、

重加算税を課すためには「隠ぺい」、「仮装」という事実が必要で、

この立証責任は国税側にあります。


よく考えて頂ければ、当然のことなのですが、

売上を除外しようとする人が入金帳などに記録する訳がないのです。


もちろん、何も記録せず、または、二重帳簿を作成し、

売上を除外する行為は隠ぺいになりますが、これとは意味が違うのです。


しかし、税務調査官は「単なる売上計上もれ」にも関わらず、

「重加算税です」と言ってくることが【よく】あります。


また、税理士も安易にこれを認めているケースも【多い】です。


しかし、それは「根本的に理屈が間違っている」のです。


これが隠ぺい、仮装ならば重加算税の対象になりますが、

「ミス」であれば、過少申告加算税の対象にしかならないのです。


いかがでしょうか?


この話は私が主催している「税務相互相談会」で、

ある税理士の方が質問された内容で、私が上記の裁決をお伝えしたところ、

「あっさり」重加算税が引っ込んだそうです。


また、国税OB税理士から聞いたことがあるのですが、

「とりあえず、重加算税と言ってみる」ということもあるようです。


〇 売上を記録した明細、補助簿などは残っている

→ 何かの記録は残っているはず

→ その記録を検証された結果、売上計上もれが発見された訳ですから

〇 一部だけを売上に計上することをミスしてしまった

ということはよくあります(特に、現金)。


しかし、これは重加算税の対象にはならないのですが、

実際には重加算税を課されていることは本当によくあるのです。


皆さんの会社は大丈夫でしょうか?


もし、税務調査で「重加算税です」と言われたら、

上記裁決の考え方を主張し、「適正に」反論をしてください。


税務調査官は渋い顔をしながら、重加算税を引っ込めますので。


法人に税務調査があれば、5社に1社が重加算税の対象になっています。


しかし、よく考えてみてください。


皆さんの周りの会社や社長を思い浮かべた場合、

5社に1社もの会社において、

〇 売上を除外している

〇 架空人件費、架空経費を計上している

〇 社長がキックバックをもらっている

などの、隠ぺいや仮装が行なわれているでしょうか?


そんなに多くの会社で起きているとは「到底」思えません。


しかし、結果としては、5社に1社が重加算税の対象になっているのです。


これは「適正に」反論できていない証拠です。


皆さんの会社はそうならないようにしてくださいね。

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■編集後記(見田村)


今日の夜はお客様と会食です。


今日は何料理でしょうね???


このお客様は毎回、本当に色々なところに連れて行ってくださるので、

本当にありがたい限りです。


このお客様は、私が社外取締役的な立場で関与させて頂いているので、

本当に色々なことをコンサルしています。


ホームページの作成、小冊子の執筆、人事、マーケティング、

社内オペレーションなどなど。


もう何屋か分からない状態です(笑)。

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