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次回セミナー(11/2)の講師は私が務めます。


テーマは「生命保険に関する税務のポイント(その3)」ですが、

その1、その2を聞いていなくても、問題ない内容です。


具体的には、下記の内容を解説します。


〇 年払いの保険料が「多額」でも、支払った期の損金でOKなのか?

〇 非常勤役員の高額保険金加入の是非

〇 福利厚生としての生命保険の普遍的加入の網羅的解説

〇 役員に対する見舞金の金額の妥当性

〇 役員退職金に関する課税を切り口にした販売トークとは?


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では、今日は皆さんに

「役員退職慰労金規程には従わなければならないのか?」を解説します。


まず、役員退職給与を支給するためには

役員退職慰労金規程が必ず必要である訳ではありません。


なぜならば、会社法でも税法でも、

役員退職慰労金規程の存在が要件とはなっていないからです。


実際、福島地裁(平成8年3月18日判決)でも

「役員退職給与とは、予め定められた退職給与規定の存否や

支給名目の如何にかかわらず、役員の退職に起因して支給される

一切の職務執行の対価としての給与というべきもの」

と示されています。


だから、役員退職慰労金規程はあっても無くても、

法的には問題なく、役員退職給与の支給は可能なのです。


役員退職給与に必要な「法的要件」は株主総会の決議等なのです。


では、役員退職慰労金規程が「あった場合」において、

これに従わず、株主総会の決議で役員退職給与の額を決めた場合は

どうなるのでしょうか?


これに関する参考事例として、

東京地裁(昭和62年3月26日判決)があります。


そんなに読みにくい文章ではないので、

原文を一部改定しながら掲載していきます。


ちなみに、この裁判は税務訴訟ではなく、

役員退職給与に関する株主総会決議の有効性について

争われた事例です。


〇 取締役の退職慰労金は、その在職中における職務執行の対価として

支給されるものである限り、商法二六九条※の報酬に含まれ、

定款にその額が定められていない場合には株主総会の決議によって

これを定めることを要する。

※ 現在は会社法361条


〇 本件における退職慰労金も主として在職中の職務執行の対価としての

性質を有するものと解されるから、株主総会の決議によって

その額を定めるべき場合に該当する。


〇 取締役会が退職慰労金支給に関する内規を定めている場合には、

株主総会において、右内規に則って退職慰労金額を決定することを

取締役会に一任することが許容されるが、右内規があるからといって、

必ずこれによらなければならないものではない。


〇 株主総会が、特定の取締役の退職慰労金について、右内規によらず、

当該退任取締役の功労の程度や会社の営業状態を勘案して、

独自に退職慰労金額を決定することはもとより可能であると解される。


〇 原告は、本件株主総会決議の内容が著しく恣意的で不公正であると

主張するが、商法二五二条※によれば、株主総会決議の無効事由は

法令違反に限られているから、原告主張のような事由をもって、

本件株主総会決議を無効とすることはできない。

※ 現在は会社法830条


〇 前記認定の事実関係からすれば、本件株主総会決議が

著しく恣意的で不公正なものとも直ちには認めることができない。


だから、役員退職慰労金規程があったとしても、

それに従う必要は「法的には」無いのです。


ただし、税務調査を考えた場合は別の観点があります。


役員退職慰労金規程の有無に関わらず、株主総会の決議等は必要な訳です。


ここで、決議内容が役員退職慰労金規程で計算した金額よりも

低い金額であれば、大きな問題にはなりにくいでしょう。


結果としての金額が過大かどうかの論点はありますが・・・。


ただし、役員退職慰労金規程で計算した金額よりも多額の金額を

払い出す場合には、当然、その合理的理由が税務調査で

質問されることは想定しておくべきでしょう。


これも同様に結果としての金額が過大かどうかの論点となります。


もちろん、役員退職慰労金規程の改訂も可能ですし、

これを事前に行なっておき、これに従って役員退職給与を計算することも

可能です。


いかがでしょうか?


日本全国の社長の平均年齢が約60歳であり、

中小企業庁の発表では、中小企業の経営者の年齢で最も多いのは

2015年時点で66歳となっています。


まさに事業承継のタイミングを迎えており、

役員退職給与の払い出しが目の前の迫っている会社が多いことを

物語っています。


皆さんの会社の状況が分かりませんが、

是非、今日の内容を覚えておいて頂ければと思います。

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■編集後記


怒涛のような毎日が過ぎていっています・・・。


今日は午前2時半に起き、仕事をしていました。


日曜日の朝は午前1時半起きで仕事をしていました(笑)。


もう朝なんだか夜なんだか分かりません(爆)。


来年はスケジューリングをもう少し考えないと・・・。


と、昨年の同じ時期に言っていましたね(笑)。

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