※ 本ブログ記事は過去(2018年5月21日)に配信したメルマガを掲載したものです。


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さて、前回までのメルマガで何度か告知しました「牧口大学」ですが、

おかげ様で、第1回、第2回は満席となりました。


第3~5回は秋以降になりますので、

本メルマガでの告知は今回で一旦中止し、

8月に再開します。


・第3回:9月10日(月)、11日(火):組織再編・資本等取引をめぐる税務の基礎」

→ 2日間かけて「実際の使い方」も深く解説します。


・第4回:10月2日(火):「事業承継に活かす持分会社・一般社団法人・信託の法務・税務」

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では、今日は皆さんに

「役員報酬の増額と役員退職給与の関係」を解説します。


以前のメルマガでも記載したとおり、

ここ10年間は事業承継税制が拡充されているので、

創業者社長の退職事例も多くなることが予想されます。


そういう場合に1つの論点になるのが

「役員退職給与の額」です。


一般的には「最終報酬月額×在任年数×功績倍率」という算式で

計算されることが多いのですが、

この計算式は特段の定めがある訳ではなく、慣習です。


ただし、この計算式は多くの会社で採用されているので、

「退職に向けて役員報酬を増額していきたい」

という意向が働くことがあります。


このような場合はどう考えていったらいいのでしょうか?


岡山地裁判決(平成元年8月9日、納税者敗訴)※を解説します。


※ 広島高裁で棄却し、確定


まずは、時系列で概要をまとめます。


〇 昭和14年5月10日:法人設立

→ Aは設立と同時に法人の代表取締役に就任


〇 昭和51年5月:取締役会長に就任


〇 昭和56年3月:退職(役員退職給与6億487万円)


ちなみに、国税が主張する役員退職給与としての適正額は

「1億7,963万4,000円」です。


そして、Aの退職前5年間の役員報酬の推移は

下記のとおりでした。


〇 昭和52年3月期 40万5,000円

〇 昭和53年3月期 44万円

〇 昭和54年3月期 25万円

〇 昭和55年3月期 25万円

〇 昭和56年3月期 70万円(退職した事業年度)


この前提の下、納税者は

「Aの役員報酬はもっと高くあるべきなので、

その金額をベースに役員退職給与を計算すべき」

と主張しました。


しかし、岡山地裁は下記理由により、納税者の主張を認めませんでした。


〇 類似法人4社の各退職役員の最終報酬月額は

・ 100万円、

・ 69万7,000円

・ 132万5,000円

・ 60万円

となっている。


〇 Aと一緒にに創業以前から業務に従事してきた

  現取締役会長Bの報酬月額は70万円であること。


〇 Aとほぼ同時期にAと同様に高齢を理由に退職した

  取締役C(常務取締役、専務取締役の経験あり)の

  最終報酬月額は61万であったこと。


ということから、

「Aの報酬月額が特に低額であるとは認められない」

と判断したのでした。


そして、この裁判の興味深い点は

役員報酬の増額に関して次の判断がされた部分です。


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Aの報酬月額は、法人の業績の悪化に伴って減少しているが、

業績の回復とともに再び増加しており、

通常の役員の報酬の変遷と何ら異なるところはない。
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「役員報酬は業績に応じて増減するのは当然」という

ごく当たり前の判断がされているのです。


そして、増額後の70万円をベースに

役員退職給与の適正額を計算した結果、

「国税の計算は適法」と判断しているのです。


役員報酬の額が適正であるか否かは

〇 その役員の職務内容

〇 その法人の収益

〇 その法人の従業員の給与の状況

〇 事業規模が類似する同業他社の役員報酬の状況

などにより判断されます(法人税法施行令第70条)。


だから、皆さんが退職に向けて役員報酬の増額をする場合、

上記の要素をベースに判断し、「増額は適正である」と

言える状況できるならば、してもOKなのです。


ただし、従業員の給与を同じようには増額できないでしょうから、

〇 法人の収益

〇 事業規模が類似する同業他社の役員報酬の状況

が大きなポイントになります。


これは退職に関係なく、通常のタイミングにおいて、

役員報酬を増額する際にも同じことが言えます。


ただし、役員報酬の増額、役員退職給与の額が適正であっても、

税務調査では否認され、国税不服審判所や裁判所で争った結果、

主張が認められることもあります。


そういう意味では、妥当な増額であっても、

退職に向けての増額は「税務調査の現場では否認されるリスクがある」

と言わざるを得ません。


どのように増やしていくのか?、役員退職給与の額はいくらなのか?

という要素もありますが、

ここは十分に注意をしていきたいポイントなのです。

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■編集後記


土曜日は子どもの運動会だったのですが、疲れましたね・・・。


父兄参加の競技も無いし、

特別に何かをした訳でもないのですが、とにかく疲れました。


普段は翌日に疲れが残ることはまず無いのですが、

この日は疲れましたね~。


日曜日は朝ご飯を食べて寝て、昼ごはんを食べて寝て(笑)、

やっと回復した感じです。


私もあと半年くらいで50歳になりますので、

色々なことにケアすべき段階かな~なんて思いました。


体の維持のために、ストレッチ、筋トレを頑張ろうと

より強く感じた出来事でした。

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