※ 本ブログ記事は過去(2019年12月20日)に配信したメルマガを掲載したものです。


皆さん、おはようございます!朝4時起きの税理士見田村です。

私は1人でも多くの方に【本当の情報】を届けたいという趣旨から、

このメルマガを無料で配信しています。

是非、皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/


また、皆さんが顧問税理士をお探しの場合、

単発の税務相談をされたい場合は

下記よりお問い合わせください。

見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。

電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


来年1且に開催する提案型税理士塾のテーマは

「顧問先を守る生命保険活用術」です。


税理士が生命保険代理店をしているか否かに関わらず、

お客様から生命保険の相談をされることは多いはずです。


しかし、税理士が適正に答えられないことが多いことも事実です。


それではお客様を守ることができません・・・。


そこで、1月の「提案型税理士塾」では税務を離れ、

「生命保険の活用術」について解説します。


講師は松木祐司さんで、私も非常に親しくさせて頂いており、

当社の別企画「生保営業支援塾」でも7回の登壇実績がある方です。


生保業界の講師として非常に著名な方で、

週刊誌に「生命保険商品ランキング」という特集が組まれれば、

私の知る限りでは「100%名前が出る方」です。


税理士には絶対に松木さんの話を聞いて欲しい。


そう思い、今回の企画をしました。


下記から【お試し受講】のお申込みができますので、ご覧ください。


http://www.teian-juku.com/otameshi/


では、今日は

「建物の防水工事は資産計上?修繕費?」

を解説します。


2019年も終わり、

年が明ければ、確定申告の季節となります。


そこで、今日は所得税につき、

上記タイトルが争点になった事例を挙げましょう。


国税不服審判所の裁決(平成11年10月15日)です。


なお、この事例は所得税の事例ですが、

法人税においても全く同じことが言えます。


まずは、問題になった建物の概要です。


〇 構造:鉄筋コンクリート造陸屋根4階建(登記簿上は5階建)

〇 床面積(平米):1階  297.60
          2階  302.08
          3階  302.08
          4階  302.08
          5階   20.73
          合計 1224.57

〇 建築年月日:昭和47年11月27日

〇 用途:事務所・店舗


このビルに関する修繕費用312万円が問題になったのです。


〇 納税者の主張

・ 平成4年ころより、屋上出入口のドアの敷居下より雨漏りがあり、

  これに伴いペントハウスの床のPタイルがはがれ始め、

  順次、奥へ進行していた。


・ 屋上の30%程度は、表面の防水モルタルが破壊され、

  防水層が露出していた。

・ 屋上の排水管取付部の周囲には割れ目が入り、

  防水層が切れている恐れもあり、

  防水機能の低下から下層階への漏水は時間の問題であった。


・ 実施された工法は公団住宅、公共建築物等で広く採用され、

  一般的な補修方法である。


・ 建物の資産価値を高めたり、耐久性を増したりするものではない。

これに対し、国税は次のとおり主張しました。


〇 屋上全体の工事であり、既存の防水コンクリートを全部除去し、

  新たに水こう配をつけて仕上げをした上に、

  緩衝シートの張付け、保護塗料の吹き付け等を実施したものである。


〇 漏水が発生する前に行われた予防的な工事である。


この前提の下、国税不服審判所は次のとおり判断しました。


〇 公団住宅、公共建物等に広く採用される一般的な補修方法であり、

  特に高価又は特殊なものではない。


〇 防水保証書によれば、防水保証期間は10年間


〇 防水工事の施工に伴い、賃料は値上げはされていない。


〇 担当者の答述※1、写真資料※2から

  国税が主張する予防的な工事ではない。


※1 時期は明確ではないが、

   相当以前に一階の両サイドの壁から雨水がしみだし、

   4階も雨漏りがしていたようで、屋上を確認したところ、

   表面のタールのようなものがほとんどはがれ、

   まともな状態ではなかった。

   その後、1階の天井から水漏れがあって

   じゅうたんがぬれてしまったことがあり、

   本件工事着工の1年ぐらい前から本件工事をするよう

   申入れをしていた。


※2 修繕前、修繕後の写真を撮っておくことが重要ということです。


〇 屋上全体に防水工事を施工したものだが、

  一般的に鉄筋コンクリート造等の建物は雨漏りが

  いったん発生すると雨漏りの経路が分かりにくく

  完全に修理することは困難だといわれている。


〇 建築から22年経過して初めて施工された防水工事


〇 防水工事を屋上全体に施工したことは、

  建物の維持管理のためやむを得ない措置であった。


〇 防水工事にかかった費用は修繕費に該当する。


いかがでしょうか?


以前のメルマガでも解説しましたが、

〇 通常の維持管理のための費用(今回の事例)

〇 災害等によりき損した固定資産の原状回復費用

は一括で修繕費に計上することができます。


もちろん、どんなに多額であっても同じ考え方であり、

これは京都地裁(昭和60年3月29日判決)でも

示されています。


修繕に伴って、何らかの物理的付加があっても関係ありません。


しかし、色々な方のご相談や税務調査の後日談をお聞きしていると、

「それは明らかに修繕費なのに・・・」

と思えるものが少なくないことも事実です。


もし、皆さん個人、皆さんの会社の不動産につき、

何かしらの修繕があれば、これを適正に判断してください。


この論点は

〇 資産計上になっても結局は減価償却できる

〇 資産計上しておけば、税務調査で指摘されない

という保守的な考え方の下、

修繕費に計上していないケースも多いように感じます。


ざっくり、修繕費用の30%が修繕費として処理されているケースも

見たことがありますが、

これはそもそも間違った処理です。


皆さんはこういう穴に落ちないように、

経費にできる修繕費用は修繕費として処理しましょう。


皆さんが

〇税務調査でお困りの場合

〇顧問税理士をお探しの場合

〇単発の税務相談をされたい場合

は下記よりお問い合わせください。


見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。


電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


----------------------------------------------------------------------
◆◆◆本メルマガをご紹介ください。◆◆◆

1人でも多くの方に【正しい情報】をお届けしたいと思っています。

皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、

無断使用、無断転載を禁じます。

これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
メルマガの内容に関する「メールを介したご質問、回答」は

誤解が生じる可能性があるため、お断りしております。

有料相談、セミナーの休憩時間、懇親会などをご利用ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの内容は配信日時点の税制、情報等に基づいており、

その後の税制改正などにより、取扱いが変わることがありますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「生保営業支援塾」会員募集中

http://www.seiho-juku.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「提案型税理士塾」会員募集中

http://www.teian-juku.com/

※お試し受講は下記から。
http://www.teian-juku.com/otameshi/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「税務相互相談会」

日本全国で800名以上の税理士が登録しているメーリングリスト。

http://www.sougo-soudan.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「中小企業の社長が知っておくべき税務のポイント」

http://www.zeimu-news.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
発行者:株式会社日本中央研修会代表取締役見田村元宣

協力:日本中央税理士法人代表税理士見田村元宣

◆電話:03-3539-3047

◆当社のDVDなどの商品一覧(税務、労務、医療、その他)
http://www.success-idea.com/

◆採用情報(日本中央税理士法人)
https://www.j-central.jp/recruit/
----------------------------------------------------------------------


●恵まれない方のために

皆さんが1クリックすると
協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。

今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。

私も毎日、ワンクリックしています。http://www.dff.jp/


●本メールマガジンは専門的な内容を分かりやすくするため、

敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。

当社にご相談の無い状況でこの情報を利用されて生じたいかなる損害に

ついても、当社は賠償責任を負いません。


■編集後記


昨日、今年最後のセミナー講師が終わりました。


今年は何回やりましたかね・・・。


ただ、あまりにも忙しかったので、

来年は少し考えて進めていこうと思っています。


そうしないと、情報提供するための勉強が進まないのです(笑)。

本記事の著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、無断使用、無断転載を禁止します。これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、ご注意ください。複数の著作権侵害を受けた経験があるので、ご留意ください。

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名:

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名: