※ 本ブログ記事は過去(2019年10月24日)に配信したメルマガを掲載したものです。


皆さん、おはようございます!朝4時起きの税理士見田村です。

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当社取締役の社会保険労務士、内海正人が

「就業規則の徹底対策セミナー」を開催します。


11月15日(金) 10:00~16:30です。


働き方改革、人材不足、採用難などを背景にして、

「会社を守るためのルール」としての就業規則が

改めて注目されているので、このセミナーを企画しました。


就業規則は従業員の働き方のルールであり、

「従業員のためのもの」という「側面」もあります。


しかし、それはイコール【皆さんの会社を守るためのルール】

でもあります。


だから、「ある1条項」の重要性というような論点もありますが、

これに不備がある会社も多い訳です。


この商売のネタである「就業規則のひな型」も公開し、

丸1日かけて、徹底解説します。


このセミナーを通じて、

「皆さんの会社を守るための就業規則」を

実現させてください。


皆さんのご参加をお待ちしております。


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11月15日(金) 10:00~16:30

「就業規則の徹底対策セミナー」


※10月25日(金)までのお申込み:早割り価格(29,800円)


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では、今日は

「減価償却できるもの、できないもの(その2)」を解説します。


前回のメルマガで取得価額2,862万円のフェラーリ※が

「現実に法人の事業用に使用されていることが【推認】できる」として、

法人の事業用資産として認められた事例を解説しました。


国税不服審判所の裁決(平成7年10月12日)です。


※ 2人乗り、排気量4.94リットル


実は、この事例において問題になった減価償却資産はもう1つあり、

プレジャーモーターボート※(以下、「船舶」という)も問題になりました。


※ 総トン数8.5トン、最大搭載人員12名


取得価額は27,354,320円です。


船舶に関して、納税者(法人)は下記と主張しました。


〇 当社は消費者金融を業としているので、

  資金調達先である金融機関との取引関係を円滑に推進する必要がある。


〇 金融機関上層部の接待の方法には非常に苦心しており、

  飲食、観劇、ゴルフ、船釣りなどの接待の形式中、

  よりリッチな雰囲気を作り、好印象を与えるゴルフや

  船舶を利用しての船釣りによる接待を主として行っている。


〇 現実に専ら法人の福利厚生、接待などの事業の用に利用している。


〇 平成2年6月から平成4年3月までの22か月間に、

  21回で11,420リットルの燃料を給油している実績がある。


〇 福利厚生の一環として、

  従業員から船舶の利用の要望があった場合、

  操縦免許を有する代表者などの日程が一致した場合に限り、

  利用の便を図っている。


しかし、国税は次のとおり、主張しました。


〇 関係書類などからでは、船舶が事業用に使われた事実は判明しない。


〇 給油実績があるからといって船舶が専ら福利厚生、接待などの

  事業用に使われたことにはならない。


〇 事業内容から判断して、仕入先(金融機関)や顧客を

  船舶に乗船させるサービスを行うことは社会通念上考えられない。


〇 一般社会常識からみても、船舶は個人的趣味の範囲内のもの。


この前提の下、国税不服審判所は下記と判断しました。


〇 いつ、だれを、どこに、何のために乗船させたかの記録が無く、

  運航の事実は、燃料の使用状況でしか分からない。


〇 船舶を従業員の福利厚生の一環として利用したことを

   裏付ける記録を残していない。


〇 福利厚生のための資産としての利用規定などの定めもない。


〇 船舶が従業員の福利厚生のための資産として、

  全従業員が公平に使用できる状況にあるとは認められない。


〇 従業員の福利厚生の一環として使用された事実も

  確認することができない。


〇 取引金融機関の上層部の接待や従業員の福利厚生の一環として

  使用したという主張を認めるための証拠がない。


ということで、船舶に関しては納税者の主張が認められませんでした。


同じような3,000万円弱という価格帯でありながら、

明暗を分けたのは「事業用に使っていることの立証証拠」です。


フェラーリは状況証拠(詳細は割愛)から判断し、

事業に使用していることが推認されたのに対し、

船舶は何もなかったのでした。


前回の解説に加えますが、

自動車、船舶、保養所などの接待設備、福利厚生設備については、

税務調査で指摘される可能性が高いです。


「同族関係者が私的に使用している設備ではないか?」

という指摘です。


この指摘に耐えるためには、

〇 運行記録簿、利用記録簿の作成

〇 鍵の保管場所はどこか?

〇 利用規程、申請書類などの状況

〇 実際の利用の状況、実態

などが非常に重要です。


このようなことが整っていないと、

税務調査で否認される可能性が高いでしょう。


秋の税務調査は春の税務調査に比べ、

厳しい傾向にあります。


税務調査では色々なことが「とりあえず」指摘されたりしますが、

その指摘には正しいものもあれば、間違っているものもあります。


税務調査の後日談をお聞きしていると、

「私が立ち会っていれば、それは否認されなかったのに・・・」

という歯がゆい思いをするものも少なくありません。


皆さんの会社に税務調査があり、

お困りのことがあれば、

是非、ご相談ください。


〇 単発のご相談のみ

〇 スポットでの税務調査対応

も致しますので。


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■編集後記


9回目のヒゲ脱毛が終わり、

かなりいい感じになってきました。


口の周りに少しだけ、細い毛が残っていますが、

あと1回くらいで完成です。


痛いですが、麻酔クリームを塗ってからやるので、

何とか耐えられる痛みです。


挫折した友人もいますが、

聞いてみると、麻酔クリームは無しだったとのこと。


麻酔クリームありでも、まあまあ痛いのに、

無しは耐えられませんね(笑)。


同じ医療脱毛でも、クリニックによって、

方針が違いますね~。


ただし、これは税務でもなんでも同じです。


同じ税理士がやっていても、全然違うことは普通にありますね。 


自分の仕事も「プロ」でなければならないことを

改めて認識し直しました。

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