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では、今日は皆さんに

「非常勤役員に支払う日当は損金になるのか?」を解説します。


皆さんの会社に非常勤役員はいませんか?


また、非常勤役員がいるという場合、

その役員の定期的な出勤回数に応じて、

日当を支払っていませんか?


もし、皆さんが支払っているならば、

今日のメルマガはしっかりとお読みください。


最初に、参考となる通達として、

「所得税の非課税に関するもの」をご紹介しましょう。


下記には、「出勤するための旅費などで合理的なもの」は

所得税の課税対象にならない、と書いてあります。


つまり、給与として課税されない、ということです。


---------------------------------------------------------------------
所得税基本通達9-5(非常勤役員等の出勤のための費用)


給与所得を有する者で常には出勤を要しない次に掲げるようなものに対し、

その勤務する場所に出勤するために行う旅行に必要な運賃、宿泊料等の

支出に充てるものとして支給される金品で、

社会通念上合理的な理由があると認められる場合に支給されるもの

については、その支給される金品のうちその出勤のために

直接必要であると認められる部分に限り、

法第9条第1項第4号に掲げる金品に準じて課税しなくて差し支えない。


(1)国、地方公共団体の議員、委員、顧問又は参与

(2)会社その他の団体の役員、顧問、相談役又は参与
---------------------------------------------------------------------


では、具体例(平成27年4月27日裁決)を挙げましょう。


まずは、基本的な事実関係です。


〇 非常勤役員には毎月、定額の役員報酬が支給

〇 非常勤役員が取締役会に出席するごとに、日当6,000円を支給

→ 月1回であれば6,000円、2回であれば12,000円

〇 法人は日当につき、給与とせず、源泉所得税を徴収しなかった

〇 日当につき、消費税の控除もしていた


これにつき、国税は

〇 この日当は給与

〇 毎月の役員報酬(定期同額給与)には該当せず、損金不算入

と主張したのです。


争いのポイントは

〇 日当が通勤費用に充てるために支給された金員(非課税)か?

〇 これを超えるものとして、役員給与とされるのか?

という点です。


これに関して、国税不服審判所は下記と判断しました。


〇 取締役会に出席した場合、自宅からの距離に応じ、

  1キロメートル当たり17円のガソリン代を支給している。


  これはガソリン小売価格の実勢を反映しており、

  実費相当額として合理的な基準であり、交通費として不足はない。


〇 取締役会に出席するのに宿泊は不要なので、

  出勤のために必要な費用は交通費のみ。


〇 交通費以外に支給された日当は、出勤のために直接必要な費用とは

  認められない。


〇 日当は取締役会への出席という労務に対する報酬なので、給与。


〇 毎月の役員報酬(定期同額給与)には該当しないので、

  日当は損金不算入。


なお、国税不服審判所は上記の通達9-5に関し、

「実費弁償的性格を考慮した所得税法~の規定の趣旨に沿ったもの」

と判断しています。


もう少し詳しく書くと、下記となりますが、

読み飛ばして頂いてもOKです。


---------------------------------------------------------------------
所得税基本通達9-5は、いわゆる非常勤の役員等に対し、

その勤務する場所に出勤するために必要な運賃等の支出に

充てるものとして支給される金品で、社会通念上合理的な理由があると

認められる場合に支給されるものについては、その出勤のために

直接必要であると認められる部分に限り、上記の非課税規定に準じて

課税しなくて差し支えない旨定めているところ、

これは、いわゆる非常勤役員等の出勤日数は一般の常勤者に比較して

著しく少なく、その出勤状態が通勤といえるものではないことや、

これらの者の住所がその出勤する場所からかなり遠隔の地に

ある場合も多く、その出勤の費用も多額に上ることなどの事情から、

これを一般の通勤手当と同様に取り扱うことは実情にそぐわないため、

旅費に準ずるものとして取り扱うこととしたものであり、

当該取扱いは、実費弁償的性格を考慮した所得税法第9条第1項第4号の

規定の趣旨に沿ったものであって、当審判所においても相当と認められる。
---------------------------------------------------------------------


いかがでしょうか?


日当に関しては役員が常勤であれ、非常勤であれ、

「単に非課税になる金額」と「誤解」されているケースも多いですが、

そうではないのです。


皆さんの会社に非常勤役員の方はいませんか?


そして、いる場合に日当を支払っていませんか?


もし、そうなっているならば、

それは税務調査で指摘される可能性がありますので、

ご注意頂ければと思います。

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■編集後記


今日で7月のセミナーは終了です。


8月はほぼセミナーがないのですが、

9月からはセミナーラッシュです・・・。


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