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4月16日(月)に下記セミナーを開催します。


「会計事務所のための就業規則の徹底解説セミナー」


今まで一般企業向けには就業規則のセミナーを開催してきましたが、

【会計事務所に限定した内容】で開するには【初めて】です。


働き方改革、残業代、人手不足など、

会計事務所も一般企業と同様の問題を抱えています。


そういう状況の下、

どういう就業規則を作っておくべきなのか?


これを株式会社日本中央会計事務所の取締役でもある

社会保険労務士の内海正人が解説します。


社労士事務所を併設している会計事務所は多いですが、

内海は私が起業した1年後に入社し、その後に取締役になり、

約15年間に渡り、私の経営を横で見てきた人間です。


そういう「会計事務所の経営陣」として

「長年、経営に参画してきた社労士」だからこそ語れる内容を

解説します。


なお、参加資格は

〇 会計事務所の所長

〇 税理士法人の代表社員

の方に限定させて頂きます。


就業規則のひな型(ワード版)もプレゼント致しますので、

是非、ご参加頂ければと思います。


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4月16日(月) 午後2時~4時30分(開場:1時30分)

「会計事務所のための就業規則の徹底解説セミナー」

http://www.success-idea.com/614081/ 
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では、今日は皆さんに

「固定資産税が戻ってくる?」を解説します。


2018年1月25日の日本経済新聞によれば、

横浜市につき、下記の旨が報道されています。


〇 複数のオフィスビルの固定資産税の評価額に誤りがあった。


〇 12年間に渡り、約7億1千万円の過徴収


〇 加算金などを含めて約8億8千万円を返還


〇 この12年間よりも前の期間は課税台帳が保存されておらず、

  税額を正確に把握できないため、返還しない。


〇 所有者から評価方法について説明を求められ、このことが発覚。


このような「固定資産税などの過徴収」は日本全国で起きています。


実際、総務省が平成24年度に行なった

「固定資産税及び都市計画税に係る税額修正の状況調査結果」によれば、

下記の内容が記載されています。


平成21年度~23年度にかけて、

97%の市町村で増額または減額の税額修正があった。


では、このような固定資産税などの過徴収があった場合、

何年分が返還されるのでしょうか?


基本的には「5年」となり、期限を徒過した場合、

時効となります(地方税法18条の3)。


以下、いくつか原文のまま書きますが、

読み飛ばして頂いてもOKです。


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(還付金の消滅時効)


地方団体の徴収金の過誤納により生ずる地方団体に対する請求権

及びこの法律の規定による還付金に係る地方団体に対する請求権は、

その請求をすることができる日から5年を経過したときは、

時効により消滅する。
---------------------------------------------------------------------


ただし、「重大な錯誤」があった場合は別です。


このことが地方税法417条に書かれており、

〇 直ちに価格を修正し、固定資産課税台帳に登録

〇 納税義務者に通知

という義務が書かれています。


---------------------------------------------------------------------
(固定資産の価格等の全てを登録した旨の公示の日以後における

価格等の決定又は修正等)


市町村長は、第411条第2項の規定による公示の日以後において

固定資産の価格等の登録がなされていないこと又は登録された価格等に

重大な錯誤があることを発見した場合においては、

直ちに固定資産課税台帳に登録された類似の固定資産の価格と

均衡を失しないように価格等を決定し、又は決定された価格等を

修正して、これを固定資産課税台帳に登録しなければならない。


この場合においては、市町村長は、遅滞なく、

その旨を当該固定資産に対して課する固定資産税の納税義務者に

通知しなければならない。
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だから、多くの自治体では「過徴収金返還要綱」が設けられ、

5年間の時効を迎えても返還することになっている場合が多いのですが、

その期間はまちまちのようです。


では、固定資産税などの過徴収があった場合、

この自治体のルールに書かれた年数しか返還されないのでしょうか?


そんなことはありません。


なぜならば、国家賠償法による「20年間」の返還を認めた

最高裁判決(平成22年6月3日)があるからです。


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国家賠償法1条


国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、

その職務を行うについて,故意又は過失によって違法に他人に

損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。
---------------------------------------------------------------------


なぜ、20年間になるかというと、民法724条に根拠があり、

不法行為の時から20年を経過すると時効になるからです。 


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(不法行為による損害賠償請求権の期間の制限)


不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が

損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは、

時効によって消滅する。


不法行為の時から20年を経過したときも、同様とする。
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---------------------------------------------------------------------
最高裁判決の原文


〇 違法な固定資産の価格の決定等によって損害を受けた納税者が

  国家賠償請求を行うことを否定する根拠となる規定等は見いだし難い。


〇 たとい固定資産の価格の決定及びこれに基づく固定資産税等の

  賦課決定に無効事由が認められない場合であっても、

  公務員が納税者に対する職務上の法的義務に違背して

  当該固定資産の価格ないし固定資産税等の税額を

  過大に決定したときは、これによって損害を被った当該納税者は,、

  地方税法432条1項本文に基づく審査の申出

  及び同法434条1項に基づく取消訴訟等の手続を経るまでもなく、

  国家賠償請求を行い得るものと解すべきである。


〇 記録によれば,本件倉庫の設計図に「冷蔵室(-30℃)」との

  記載があることや本件倉庫の外観からもクーリングタワー等の

  特徴的な設備の存在が容易に確認し得ることがうかがわれ、

  これらの事情に照らすと、原判決が説示するような理由だけでは、

  本件倉庫を一般用の倉庫等として評価して

  その価格を決定したことについて

  名古屋市長に過失が認められないということもできない。
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ただし、どんな場合でも20年間の返還が認められるかというと、

そうではありません。


この最高裁判決の中で「事件の概要と同種事件の判決」として、

同じ内容の事件の下級審の内容が紹介されています。


その中で「職務上通常尽くすべき注意義務を怠った」という記載もあり、

過徴収が起きた原因も重要なポイントとなります。


ここは国家賠償法を根拠に裁判を起こす訳ですから、

弁護士と相談し、その内容を慎重に判断する必要があるのです。


いずれにせよ、固定資産税の過徴収は日本全国で起きている訳です。


だから、皆さん個人、皆さんの会社が持っている不動産の

固定資産税が本当に正しいのかにつき、

各市町村に説明を求めてみるのも1つの方法なのです。


「役所がやっていることだから、正しいはずだ」は幻想なのです。

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■編集後記


先日、開脚して、上半身を前に倒すストレッチをやっていたのですが、

その際、人生において初!


おでこが床に着きました。


その際に、大腿骨の付け根が「ゴキッ!」。


いわゆる指の関節を鳴らすと出るあの音がそこから聞こえたのです(笑)。


激痛ではないのですが、なんとなく痛めた感じです。


かなり回復してきましたので、ストレッチも再開していますが、

まだまだ本調子ではありません。


49歳、頑張り過ぎは駄目ですね・・・滝汗。

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