※本ブログ記事は2017年1月2日に配信したメルマガを掲載したものです。


皆さん、明けましておめでとうございます!

私は1人でも多くの方に【本当の情報】を届けたいという趣旨から、

このメルマガを無料で配信しています。

是非、皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/


また、皆さんが顧問税理士をお探しの場合、

単発の税務相談をされたい場合は

下記よりお問い合わせください。

見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。

電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


それから、今年もやります!

「生保営業支援塾 過去開催分のダイジェスト版セミナー(その3)」


※ 札幌、仙台、新潟、金沢、東京、名古屋、大阪、広島、福岡で開催

※ 過去のダイジェスト版セミナーとの重なりは「一切」ありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

具体的な内容は下記となっています。

〇 事業承継の提案と生命保険活用法

〇 生命保険に関する税務調査事例と否認回避のポイント

〇 役員退職金における「功績倍率」、「功労金加算」の真実

〇 借金が多いお客様への生命保険の提案方法

〇 生命保険金が遺留分の対象になってしまう場合とは?


生保営業の方、生命保険会社の方(管理部門など)は

是非、ご参加頂ければと思います。


--------------------------------------------------------------------- 
「生保営業支援塾 過去開催分のダイジェスト版セミナー(その3)」

http://www.seiho-juku.com/seminar/
---------------------------------------------------------------------


では、今日の1分セミナーでは

「貸倒損失の立証責任」を解説します。


年が明け、3月決算がみえてきた会社も多いですが、

皆さんの会社も決算月が近いでしょうか?


もし、そうであれば、不良債権の貸倒損失を検討し、

これに該当する債権があれば、「必ず」計上してください。


貸倒損失は「その全額が回収できないことが

明らかとなった事業年度」の損金です。


以前のメルマガでも解説しましたが、この事業年度を逸して、

将来の事業年度で計上するケースがありますが、これはアウトです。


なぜなら、これが損金となる時効を迎えてしまっている場合、

その不良債権は損金になる機会を失ってしまうからです。


だから、「その全額が回収できないことが明らかとなった

事業年度」に計上しなければならないのです。


この「全額が回収できないことが明らか」という部分の判断が

難しい場合もあるのですが、皆さんに絶対に覚えておいて

頂きたいことがあります。


それは「貸倒損失の立証責任」が納税者側にあるのか?、

国税側にあるのか?、ということです。


結論をいうと、税務調査で否認する項目の「大半」は

国税側に立証責任があります。


しかし、貸倒損失に関しては「納税者側」に立証責任があるのです。


だから、「全額が回収できないことが明らか」ということは

皆さんが立証しなければならないのです。


実際、仙台高裁(平成8年4月12日)では下記と判断しています。


---------------------------------------------------------------------
貸倒損失は、通常の事業活動において、必然的に発生する必要経費とは

異なり、事業者が取引の相手方の資産状況について十分に注意を払う等

合理的な経済活動を遂行している限り、必然的に発生するものではなく、

取引の相手方の破産等の特別の事情がない限り生ずることのない、

いわば特別の経費というべき性質のものである上、貸倒損失の内容を

熟知し、これに関する証拠も被課税者が保持しているのが一般的であるから、

被課税者において貸倒損失となる債権の発生原因、内容、帰属及び

回収不能の事実等について具体的に特定して主張し、貸倒損失の存在を

ある程度合理的に推認させるに足りる立証を行わない限り、

事実上その不存在が推定されるものと解するのが相当である。
---------------------------------------------------------------------


これを踏まえ、皆さんに覚えておいて頂きたいことは

「回収努力をした経緯が記録に残っているか?」

ということです。


具体的には、

〇 内容証明郵便などで送った督促状

〇 メール(パソコンの入れ替えもあるため、印刷しておくべき)

〇 宛先不明で返送されてきた請求書(封筒ごと)

→ これを捨てないようにしてください。

〇 電話や面談にて督促をした内容や経緯を記した書類

→ これが無いことが多いですね。

などを保存しておいてください。


なぜ、この回収努力の経緯が重要かというと、

「回収をしようと努力したが、回収できなかった」

という流れが重要だからです。


この立証責任が皆さんにあるのです。


回収できるにも関わらず放棄すれば、これは貸倒損失ではなく、

寄附金となり、税務の取り扱いが全く変わってきます。


また、貸倒損失は金額的にも大きくなることもあるので、

税務調査でも指摘されることが多い項目です。


だからこそ、皆さんは上記のような記録を

きちんと残しておいてください。


以前に受けたご相談で「顧問税理士が『捨ててもいい』と言うので、

全て捨てました・・・」というものもありました。


あり得えないですね・・・。


もちろん、紙の記録が無ければ立証できない訳ではありませんが、

何も無いとなると、かなり困難であることに間違いはありません。


反面調査に発展する場合もあるでしょう。


皆さんはこうならないように、

「回収努力をした経緯を記録した書類」を必ず保存するようにしてください。


特に、宛先不明で返送されてきた請求書を捨ててしまったり、

電話や面談にて督促をした経緯が記録として残っていなかったりする

ケースは多いので、ご注意頂ければと思います。


追伸


上で「税務調査で否認する項目の『大半』は国税側に

立証責任があります。」と書きました。


だから、これに関する「正しい議論」の流れはこうです。


---------------------------------------------------------------------
調査官:皆さんはクロです。

調査官:なぜならば、〇〇〇〇だからです。


皆さん:いいえ、私はシロです。

皆さん:なぜならば、□□□□だからです。
---------------------------------------------------------------------


しかし、実際の税務調査の現場ではこうなっていることもあります。


---------------------------------------------------------------------
調査官:皆さんはクロです。

調査官:皆さんが「自分ははシロ」と主張するならば、

    その立証をしてください。


皆さん:・・・。
---------------------------------------------------------------------


後者は本来は国税側が立証すべき内容が納税者に転嫁されているのです。


これは貸倒損失には当てはまらない話ですが、

皆さんは立証責任の転嫁をされないように、ご注意ください。



〇 顧問税理士をお探しの場合

〇 単発の税務相談をされたい場合

は下記よりお問い合わせください。


見田村、または、日本全国の【提案型】税理士が

親身になって、

【皆さんの会社がもっと発展できる「提案」】を致します。


電話:03-3539-3047

http://www.teian-juku.com/introduction/


----------------------------------------------------------------------
◆◆◆本メルマガをご紹介ください。◆◆◆

1人でも多くの方に【正しい情報】をお届けしたいと思っています。

皆さんのご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.muryou-report.net/magazine/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、

無断使用、無断転載を禁じます。

これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
メルマガの内容に関する「メールを介したご質問、回答」は

誤解が生じる可能性があるため、お断りしております。

有料相談、セミナーの休憩時間、懇親会などをご利用ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
本メルマガの内容は配信日時点の税制、情報等に基づいており、

その後の税制改正などにより、取扱いが変わることがありますので、

ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「生保営業支援塾」会員募集中

http://www.seiho-juku.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「提案型税理士塾」会員募集中

http://www.teian-juku.com/

※お試し受講は下記から。
http://www.teian-juku.com/otameshi/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「税務相互相談会」

日本全国で800名以上の税理士が登録しているメーリングリスト。

http://www.sougo-soudan.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
「中小企業の社長が知っておくべき税務のポイント」

http://www.zeimu-news.com/
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
発行者:株式会社日本中央研修会代表取締役見田村元宣

協力:日本中央税理士法人代表税理士見田村元宣

◆電話:03-3539-3047

◆当社のDVDなどの商品一覧(税務、労務、医療、その他)
http://www.success-idea.com/

◆採用情報(日本中央税理士法人)
https://www.j-central.jp/recruit/
----------------------------------------------------------------------


●恵まれない方のために

皆さんが1クリックすると
協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。

今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。

私も毎日、ワンクリックしています。http://www.dff.jp/


●本メールマガジンは専門的な内容を分かりやすくするため、

敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。

当社にご相談の無い状況でこの情報を利用されて生じたいかなる損害に

ついても、当社は賠償責任を負いません。


■編集後記(見田村)


今、1月1日の早朝です(笑)。


今年も頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。

本記事の著作権は(株)日本中央研修会に帰属しておりますので、無断使用、無断転載を禁止します。これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、ご注意ください。複数の著作権侵害を受けた経験があるので、ご留意ください。

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名:

この記事は税理士 見田村元宣が配信したメルマガ(無料)をブログにアップしたものです。

メールアドレス:
姓:  名: